タイ営業代行の料金相場 2026年版 — 月額・成果報酬・初期費用を全部解説
「タイでの営業代行、月いくらかかる?」これが最初に出る質問だ。
相場は月額 10万円〜50万円、成果報酬型は1アポ 15,000円〜30,000円 が目安。
ただし、その数字だけで比較すると高確率で失敗する。料金体系の裏側を解説する。
タイ営業代行の料金体系は3タイプある
日本から発注できるタイ営業代行サービスは、大きく3つの料金体系に分かれる。
① 月額固定型(最多)
月額 100,000円〜500,000円 が相場帯だ。
稼働工数(時間)をパッケージ化した契約形態で、BPO系・人材常駐系の会社が多い。
「月に何時間動くか」を契約書に明記するかどうかで、実態は大きく変わる。
② 成果報酬型(アポ報酬)
商談設定1件あたり 15,000円〜30,000円 が相場。
ただしタイの場合、「アポが取れた=商談化する」わけではない。
タイ企業は話を聞く姿勢を見せつつ、意思決定を先延ばしにするケースが多い。
アポ単価だけで判断すると、月20件取れても受注ゼロという事態になる。
③ 月額+成果報酬のハイブリッド型
基本月額 50,000〜150,000円 + 受注成果報酬(売上の5〜15%)の組み合わせ。
海外セールスくんが採用している形式に近い。
初期リスクを下げながら、代理店側にも成果追求のインセンティブを持たせる構造だ。
料金に含まれる内容の違い(ここが罠)
同じ「月額15万円」でも、含まれる内容は全く異なる。
| 項目 | 含まれる場合 | 別途請求になる場合 |
|---|---|---|
| 見込み客リスト作成 | △(粗い自社リストのみ) | ○(LinkedIn等の有償ツール費用) |
| コールスクリプト作成 | △(テンプレ適用) | ○(カスタム制作費10〜30万円) |
| メール文章の翻訳・作成 | △(簡易のみ) | ○(タイ語ネイティブチェック) |
| 月次レポート | ○(件数報告のみ) | ○(商談録音・要約分析) |
| 展示会同行・現地商談 | ×(別途見積) | ○(交通費・日当) |
| CRMへの入力・データ管理 | △(週次エクセル報告のみ) | ○(Salesforce等の連携費) |
契約書の「月額○○円」に騙されてはいけない。
入社当初だけアクティブで、3ヶ月後には自走できずにいる、という失敗例が福岡の中小企業でも起きている。
初期費用の相場
初期費用は 0円〜300,000円 の範囲に散らばっている。
- 0円(完全月額のみ):スタートハードルは低いが、代理店側の事前調査コストが月額に上乗せされていることが多い
- 50,000〜100,000円:市場調査・競合分析・アプローチリスト作成に充てる費用。払う価値がある
- 200,000〜300,000円:日本語→タイ語のマーケティング資料翻訳・ローカライズ込みの場合
海外セールスくんの場合、初期費用は日本向け 100,000円(税別) で固定。
業種別リサーチ・アプローチ先リスト作成・タイ語メール文面の初回作成が含まれている。
最低契約期間と実際のROI回収期間
営業代行のROIは「最低契約期間中に受注が出るか」が全てだ。
タイのBtoB営業の意思決定サイクルは 平均90〜120日(公開情報ベース)。
3ヶ月契約で初月からカウントすると、受注前に契約終了になる計算だ。
| 最低契約期間 | リスク評価 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 1ヶ月(月次更新) | 高(代理店が長期投資しない) | 試験的なテストのみ |
| 3ヶ月 | 標準(タイの意思決定サイクルに合致) | 本格参入の入口として最適 |
| 6ヶ月〜12ヶ月 | 中(解約リスクが発生) | 既存顧客への深耕・大手企業開拓 |
海外セールスくんは 最低契約期間3ヶ月・3ヶ月単位更新。
3ヶ月で仮説検証を終えて、継続か終了かを数字で判断できる設計にしている。
料金交渉で確認すべき5つのポイント
- 「稼働時間」は契約書に明記されているか:「月20時間稼働」と書いてなければ、実態は不透明
- レポートの粒度はどこまでか:「今月10件アプローチ」だけでは改善できない。商談録音・断り理由・業種別反応率まで出るか
- リストの出典と更新頻度はどうか:古いリストを使い回すと、移転・廃業・担当交代で無駄打ちになる
- 担当者は現地常駐か日本在住リモートか:タイ語でのコールが実際にできる体制か確認する
- 解約・中途終了の違約金条件:1年縛りがある場合、途中で成果が出なくても解約できない
海外セールスくんの料金体系(参考)
比較の基準として、海外セールスくんの現行プランを公開する。
| プラン | 月額(税別) | 初期費用 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| フリープラン | 0円 | 0円 | 初回相談・市場調査レポート(1業種) |
| ライトプラン | 150,000円 | 100,000円 | 8手段アプローチ・月次レポート・専任IS担当 |
| スタンダードプラン | 280,000円 | 100,000円 | ライト+展示会同行・現地商談同席 |
最低契約期間は全プラン共通で 3ヶ月・3ヶ月単位更新。
4ヶ月目以降は月次更新に移行できる。
まとめ:「安い」より「費用対効果が計算できるか」で選ぶ
月額10万円でもROIが出なければ無駄金だ。月額30万円でも3ヶ月で1件受注が出れば黒字になる。
選ぶ基準は3つだ。
- 稼働内容が契約書レベルで明文化されているか
- タイの意思決定サイクル(90〜120日)に合った最低期間か
- ROIを計算するためのレポートが出るか
費用の全容が見えてから発注を決める。それが高い買い物で失敗しないための鉄則だ。
よくあるご質問
Q. タイ営業代行に成果報酬型はありますか?
A. あります。ただしタイ市場では「アポ取得=商談化」ではないため、アポ単価だけで選ぶのはリスクがあります。受注額の一定割合を報酬とするレベニューシェア型が実態に合っています。
Q. 月額15万円以下のプランは存在しますか?
A. 存在します。ただし月額10万円以下のケースは、リスト作成・翻訳・レポート作成が全て別途請求になることが多いです。込み込みで何円かを先に確認してください。
Q. 初期費用を払いたくない場合はどうすればよいですか?
A. 0円スタートのプランもあります。ただし「無料=何も準備しない」ではなく、初期費用分のリサーチやリスト作成が月額に分散していることが多いです。海外セールスくんでは初期費用10万円の中身を明細でお見せしています。
Q. タイ駐在員がいない場合でも依頼できますか?
A. できます。海外セールスくんはバンコクに現地法人があり、日本から完全リモートで発注できます。商談にはタイ語対応の現地スタッフが同席します。
Q. 3ヶ月で成果が出なかった場合はどうなりますか?
A. 3ヶ月で商談が創出できなかった場合、原因(業種・アプローチ手段・ターゲット設定)を分析して継続改善するか、撤退を判断するかをご相談します。契約上の縛りは3ヶ月単位なので、成果に応じて柔軟に対応できます。
